超基礎SEO【タイトルとディスクリプション】検索エンジンからの流入を狙うなら超重要
検索エンジンで上位に表示されるために行うSEO対策。上位表示を狙うキーワードを決めたはいいけど、それをwebにアップする際にどう反映すれば良いのでしょうか。今回は超基礎的なSEO対策である「タイトルとディスクリプション」についてご説明します。
狙うキーワードをページのタイトルに入れる
ページのタイトルには上位表示を狙いたいキーワードを入れましょう。
例えば「スマホ 乗り換え キャリア」というキーワードで上位を狙いたいのであれば、「5Gが始まった今スマホを乗り換えるならどこのキャリア?キャンペーン中にお得にMNP」みたいな感じが例として考えられます。
狙いたいキーワードをタイトルに加え、さらに他にも流入を狙いたいキーワードを盛り込みました。当然これに即した内容の記事を書いていくことになります。
実際にGoogle検索に表示される例を見てみましょう。先ほどの「スマホ 乗り換え キャリア」で検索すると下記のように表示されました。
タイトルというのはGoogle検索で太青字で表示される部分です。一番上に表示されたサイトをクリックしてみます。DTIというプロバイダー提供企業が運営しているブログメディアのようです。
一番上の見出しの部分に先ほどのGoogle検索結果の青太文字と同じ文章が入っているのがわかります。「大手携帯キャリアから格安SIMへの乗り換え手順と注意点」という文章です。これがタイトルです。
ここでの「タイトル」とは目で見てわかる文書のタイトルという意味ではなく、HTMLタグでタイトルタグが設定されているテキストという意味です。もっとわかりやすく説明すると、検索エンジンに対して「これがタイトルですよ」と説明がされているということ。
Google検索はこのタイトルタグに書かれている単語を重視します。ですので、文章としてのタイトルを文章の頭につけたとしても、ページのタイトルタグが違う単語や文章に設定されていたらあまり意味がありません。
企業ページの場合は各ページのタイトルが「料金/プラン」「製品一覧」「求人情報」のようになっているケースがあると思います。例えばdocomoの料金ページはGoogle検索結果にはこのように表示されます。
青太文字のところがタイトルです。つまり、料金、割引、NTTドコモのようなキーワードで検索した人には表示されやすいですが、ピンポイントでドコモについて検索したい人以外にはなかなか見つかりません。
それで問題ないケースも多いですし、おそらくこのドコモのページもそれでOKという前提のもとに制作されていると推測できます。
しかし、特に考えなしにこのような定番の形のページタイトルを設定し、検索結果に全然表示されないと悩んでいる人もいるかもしれません。その場合、ページタイトルを設定し直す必要があります。
例えばあなたが新興の名前の全く知られていない携帯電話会社を立ち上げ、とにかく自社ホームページの全てのページにSEO対策をしたいとします。
その場合の一つのやり方ですが、ページタイトルを「料金・割引」のようにするのではなく「大手キャリアよりも断然お得なキャンペーン中!携帯電話ご利用料金一覧」にした方が検索上位表示される可能性が高くなります。検索に引っかかるワードが格段に多いからです。
あくまでわかりやすく説明するための一例ですが、ページのタイトルタグの設定が重要なことが伝わればと思います。
ディスクリプションが適切な文字数になっているか
もう一つSEOにおいて重要な要素がディスクリプションです。このページが何について書いているか説明する文章で、多くの場合ページの頭にくるリード文が設定されています。
例えば最初の例で挙げた下記のページであれば
タイトルの下の囲った部分が各サイトでディスクリプションに設定されている部分です。googleではここに表示される文字数が90文字程度に設定されています。
サイトによって表示されている文字数に違いがあるのがわかるはずです。なぜ違いが出るのか可能性は2つあります。
- 書いた文章の文字数自体が少ない
- サイト側の設定でディスクリプションの表示上限文字数が少なく設定されている
ディスクリプションの文字数が多いのがいいか、少ないのがいいか。SEOの観点から言えば多いに越したことはないです。検索エンジンに引っかかる単語が多くなりますし、検索結果一覧で見たときに人の興味を引きやすくなるからです。
タイトルとディスクリプションの設定方法
wordpressのような自由度が高いCSS入稿の管理画面であれば、タイトルもディスクリプションもある程度SEOに最適化された形で自動で入ってくれます。
ディスクリプションに関しては選んだテンプレートによって字数が少なくなったりうまく反映されなかったりしますが、粘り強くやれば設定の変更は大抵できるはずです。
問題は企業のホームページの場合です。自社ホームページのSEOが上がらない理由にタイトルとディスクリプションが適切に設定されていないケースがあります。
設定し直そうとして管理画面を見てもどこにも該当の操作ができそうな場所が見当たらない。担当したweb制作会社が常に固定のタイトルやディスクリプションが表示されるようにして、クライアント側で改修できないようにしているケースです。
この場合はweb制作会社にお願いをすることになりますが、かなり大掛かりな改修になり費用もかかる可能性があります。
大元のホームページのSEOが上がらない場合の対策
このように作り的に大元のサイトにSEO対策が難しい場合、誘導用のコンテンツサイトを作成するという選択肢があります。
最初に紹介したDTI社の場合、外部ブログメディアのDTI Tips StationというブログメディアにSEO対策を行い、そこから大元のDTI社のホームページに誘導する作りになっています。
ブログメディアなら公式ページと違い、タイトルやディスクリプションの設定の自由度も高いため上位表示を狙えるページをたくさん設置できるというわけです。
タイトルやディスクリプションが SEO対策には重要なこと、現在のサイトで難しい場合は外部メディアを作る手があることはわかった。でもそのどちらも具体的にどうやるかわからない。
「文章が苦手でなかなか上手に書けない」「どのようなコンテンツを作ったらいいかわからない」とう方もいらっしゃるはずです。Shuzapでは企業やお店の取材を行った上で、SEO対策に直結する文章やコンテンツを制作します。