ネット集客に失敗する飲食店のダメなホームページのたった一つの特徴
ネットでの通販やテイクアウトの開始など新しいサービスを開始する際にインターネットで拡散したい。お店の認知を広げたりブランディングのためにインターネットを活用したい。このような考えの飲食店がやりがちなダメなホームページがあります。ネット集客に失敗しないために、今回紹介するようなホームページは作らないように気をつけましょう。
画像にテキストを埋め込みまくったページ
「美しい料理の写真を前面に押し出して魅力を伝えたい」
「文で説明するよりも写真の方がわかりやすいはず」
「画像自体にテキストを埋め込んだ方がかっこいい見た目になる」
こういった考えからホームページ内がほぼ画像で構成されていて、テキストが非常に少ないケースがあります。文字を使う場合は画像内に埋め込んで、テキストとして選択できない形式。料理の見た目に自信があるレストランやパティスリー、モダンな居酒屋に多いです。
しかし、これはインターネットで検索してもらうことを考えた時に、百害あって一利なしのやり方です。なぜでしょうか。
①テキストがないページは検索エンジンに引っかからない
理由はページ内にテキストがないと、そもそも検索エンジンに引っかかってこないからです。GoogleやYahooのAIはテキストで構成された文章を認識して、何について書いたページなのかを認識します。
すごく綺麗な写真を使ってそれにテキストを埋め込む形で「パリで修行を積んだパティシエが八王子市の住宅街にオープンした本格ブラッセリー」をアピールしたとします。しかし、テキストがページ上にないので、検索エンジンはそれを認識してくれません。八王子市でもブラッセリーでもパティシエでも一切ヒットしないページになってしまいます。
「綺麗な写真があればお客さんが食べたい、お店に行きたいと思ってくれるはず」
「たくさん語るよりも素晴らしい写真が一枚あれば伝わるはず」
気持ちはわかりますし、たくさん語ることがなんだかダサいような気がすると感じる方がいるのも理解できます。
しかし、ホームページを作るにあたっては、まず検索エンジンに見つけてもらって上位に表示してもらうために何をするかが大切です
いくらデザイン性に優れたホームページでも、誰もたどり着けなければ無意味です。ページ内は画像とそれを説明するテキストを必ず配置しましょう。
②デザイン性が高すぎるページは更新が難しい
画像メインでデザイン性が高くなればなるほど、インターネットやパソコンが苦手な飲食店の担当者様からすると更新のハードルが高くなります。
例えば前述のような「画像にテキストを埋め込んだ形式」でページが作られている場合、新しく何か情報を追加しようと思ったら画像を編集してアップロードをしなければなりません。こういった作業はweb制作会社に依頼するケースが多いはずです。つまり制作費用がかかりますし、反映されるまでに時間がかかります。
また、デザイン性が高くなればなるほど、何か新しい要素を入れた時にページの表示が崩れる可能性が高くなります。こうなるとお店の手には負えません。単に文章を入れるだけでもやはりweb制作会社に依頼しなければならないでしょう。
デザイン性が高すぎると
- 気軽にお店が更新できない
- 更新費用をweb制作会社に取られる
つまり、労力的にも費用的にも更新コストが高い体質のホームページになります。結果、更新が滞るようになり、情報発信源として無意味になってしまうのです。
youtubeでもここまでの内容を配信中!
最初はテキスト量にこだわったホームページにしよう
飲食店が初めてホームページを作る場合、最初は見た目がイマイチでもテキスト量を重視すべきです。検索エンジンに見つけてもらうことを第一に考えましょう。ビジュアルを強化していくのは検索エンジンに評価されるだけの情報量を蓄積してからでも遅くありません。
もちろん写真は必要なので、写真+テキストという組み合わせで配置することを心がければ大丈夫です。写真を配置したら、必ずその下に文章を書くようにしましょう。決して画像にテキストを埋め込んではいけません。
ホームページにテキストをたくさん使わなければならないのはわかったけど、「文章が苦手でなかなか上手に書けない」「自分のお店や料理をどう表現したらいいかわからない」とう方もいらっしゃるはずです。Shuzapでは企業やお店の取材を行った上で、ホームページ上に掲載する文章・コンテンツを制作します。SEOに効果のある文章はもとより、企業やお店の魅力を伝えるコンテンツ作りが可能です。